洪爽義五段は3期目の本戦出場。2回戦で上野梨紗女流棋聖を破り、3回戦進出を決めた。迎え撃つ寺山怜六段は11期目の本戦出場。
ヨセで洪が的確な打ち回しを見せ、逆転に成功。以降も着実に差を広げ、そのまま押し切って勝利を決めた。
解説は孔令文七段。
〈第33期竜星戦本戦Cブロック・3回戦〉
黒 寺山怜六段 白 洪爽義五段
※棋譜再生は最終譜のあとにございます。
〈第1譜〉1―26
寺山の先番。黒13、白14と、お互いにカタツキを打ち合う面白い形になった。最近では、このようなカタツキに対して素直に受けないことが多くなっている。
白26まで、お互いに辺を打ち合う穏やかな布石となった。