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小池、力強く快勝【第72回NHK杯】

 鶴山淳志八段(42)は6年連続11回目、小池芳弘七段(25)は6年連続、6回目の出場。中盤、下辺の読み比べで小池が圧倒し、一気に勝勢を確立。以降も自在に打ち進め、快勝した。解説は松本武久八段。


〈第72回NHK杯1回戦・第2局〉
白 鶴山淳志八段 黒 小池芳弘七段

鶴山(左)と小池

※最終譜のあとに棋譜再生機能があります。

〈第1譜〉1―24

 対戦成績は鶴山の3勝。第67回のNHK杯でも1回戦で当たっている。棋風について、「鶴山さんは力戦家で知られますが、ここ数年はさらにパワーアップした感じ。小池さんは実利を取って、戦う時はしっかりと戦う。ただ、自分から仕掛けるタイプではありません」と松本八段。
 立ち上がり、黒11の両ガカリに対し、白12のケイマが珍しい。「最近はあまり打たれていません。久しぶりに見ました。1図、白1ツケなら普通。白15までは定型の一つです」。黒13と三々に入り、白18まで穏やかな進行。黒19とこちらも三々に入り、黒23まで地を稼いだ。
 白24と左辺に芯を入れた。「落ち着いた一手。2図、白1などの手抜きは、黒2の打ち込みが厳しい。黒12までサバキ形です」。

1図
2図

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