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仲邑、旅立ちの日【女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦】

 3月2日付けで韓国棋院へ移籍する仲邑菫三段。2月19日、旅立ち前の国内最後の対局を迎えた。舞台は、第35期女流名人戦博多・カマチ杯(協賛・一般社団法人巨樹の会株式会社トータル・メディカルサービス株式会社メディカルテンダー)リーグ戦だ。日本棋院東京本院で牛栄子扇興杯と対戦し、結果は白番中押し勝ち、リーグ5勝目(1敗)を挙げて締めくくった。
 仲邑は2009年(平成21年)3月2日生まれ。大阪府出身。19年、世界で戦える棋士育成を目的に新設された英才特別採用推薦第1号として、10歳0ヵ月、史上最年少で入段した。
 期待通りに成長し、22年、第33期女流名人戦でついに番碁初登場。そして23年、第26期女流棋聖戦で上野愛咲美女流棋聖に挑戦し、2勝1敗で撃破、史上最年少、13歳11ヵ月での女流タイトル獲得を果たした。
 通算成績は、164勝88敗。

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