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一力2度目の栄冠掴む【第30期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦・決勝戦】

 12月24日に「第30期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦」(特別協賛・阿含宗)の決勝戦が日本棋院東京本院で行われた。一力遼棋聖が井山裕太王座に勝利し、5期ぶり2度目の優勝を果たした。(棋譜解説は後日公開)

第30期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦・決勝概要
黒番:井山裕太王座 白番:一力遼棋聖
後援:京都新聞
特別協賛:阿含宗
優勝賞金:1000万円
持ち時間:1時間30分(使い切ってから1分の秒読み)
対局結果:222手完、白中押し勝ち
出場資格:全棋士、アマ8名(アマ本因坊ベスト8等)
YouTube解説:山下敬吾九段、下坂美織三段

勝負所となった下辺の攻防を検討する両対局者

 一力棋聖と井山王座は、2015年から今日まで76局対戦(井山48勝、一力28勝)。一力棋聖は2022年に棋聖を、2023年に本因坊を奪取するなど、対井山王座戦で結果を残している。なお、2024年1月11日より、両者は棋聖戦七番勝負で激突、このカードの対決はまだまだ続いていくようだ。


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