洪爽義五段は3期目の本戦出場。2回戦から出場し、3連勝で5回戦進出を決めた。迎え撃つ安斎伸彰八段は10期目の本戦出場。
序盤は洪が巧みな打ち回しでリードを奪うも、後半で安斎が猛烈な追い上げを見せ、逆転に成功。流れを引き寄せた安斎が、そのまま押しきった。
解説は河野光樹八段。
〈第33期竜星戦本戦Cブロック・5回戦〉
黒 洪爽義五段 白 安斎伸彰八段
※棋譜再生は最終譜のあとにございます。
〈第1譜〉1―34
洪の先番。白26のハサミに対し、黒27、29と工夫を凝らす。安斎は白30と受け、黒の三々入りを防ぐ。黒31とワタられることになるが、白34まで、上辺黒には根拠がなく、攻めが狙える。