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酒井、快勝でベスト8へ【竜星戦】

 許家元九段は2年ぶり8回目、酒井佑規四段は初めての決勝トーナメント進出。酒井が中盤でリードを奪うと、以降も正確な打ち回しで許の反撃を封じ込み、快勝した。解説は片岡聡九段。

許家元九段(左)と酒井佑規四段

〈第32期竜星戦決勝トーナメント1回戦・第3局〉
黒 許家元九段 白 酒井佑規四段 

※棋譜再生は最終譜のあとにございます

〈第1譜〉1―30

 許の先番。黒17から25まで、どんどん押して左辺に厚みを築く。酒井は白26、28の二段バネの後、30のカカリを急いだ。換えて白Aは黒30などとシマられて左辺の黒地が大きい。

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