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井山、4勝目【第49期名人戦リーグ】

 第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグは第7ラウンドに突入。5月30日には井山裕太王座―志田達哉八段戦が日本棋院関西総本部で行われた。
 井山はかすかな挑戦の可能性を残すためにもう負けられない。一方、リーグでは白星なしの志田も、陥落はすでに決定とはいえ意地を見せたいところだ。中盤から難解な戦いが続いたが、そうなると井山のペース。最後はしっかりと勝ち、これで井山は4勝目(2敗1手空き)。
 現在、リーグはほぼ一力遼棋聖と余正麒八段のマッチレースであり、5勝0敗(1手空き)で首位を並走中。
 山下敬吾九段は2勝3敗(1手空き)、許家元九段は4勝2敗、関航太郎九段と張栩九段は1勝4敗(1手空き)、富士田明彦七段は3勝3敗(1手空き)となっている。

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