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関、初の白星【第49期名人戦リーグ】

 第3ラウンドが進行している第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグ。19日、最終局となる関航太郎九段―志田達哉八段戦が日本棋院東京本院で打たれた。対局前まで関1敗(第1ラウンド手空き)、志田2敗、ともにまだ勝利を挙げていない。
 初白星をかけての戦いは、半目勝負となり、深夜へ。終局したのは11時近く、手数は356手。半目を勝ち取ったのは関だった。
 3月に入ると、第4ラウンドが始まる。ここまでの成績は、一力遼棋聖と余正麒八段が3連勝でトップを走り、富士田明彦七段が2勝1敗で追走。井山裕太王座、山下敬吾九段、関の3名が1勝1敗、許家元九段は1勝2敗、張栩九段と志田は3連敗。

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