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藤沢里菜、上野愛咲美が日本代表に!【第10回黄竜士杯世界女子囲碁選手権・国内予選】

 2019年まで9回続いていた「黄竜士杯」が5年ぶりに復活する。これまでは団体勝ち抜き戦方式だったが、今度は総当たりのリーグ戦となる。

 21日(火)、日本棋院東京本院で日本代表の2枠をかけた国内予選が行われた。
 選抜方法は藤沢里菜七段(女流本因坊)、上野愛咲美五段(女流立葵杯)、上野梨紗三段(女流棋聖)、牛栄子四段(扇興杯)の4人によるインターネット対局。予選はコミ6目半、持ち時間は各1時間で使い切ってから60秒の秒読み5回で行った。

 組み合わせは抽選の結果、下記の通りとなった。
 ・藤沢 里菜七段 vs. 牛 栄子四段
 ・上野愛咲美五段 vs. 上野梨紗三段

 対局の結果、藤沢五段、上野五段が代表の座を勝ち取った。その模様をお伝えしよう。


2024年中国姜堰第10回黄竜士杯世界女子囲碁選手権・概要
主催:中国囲棋協会、泰州市体育局、姜堰区人民政府
実施:姜堰区文体広電和旅遊局、溱湖文化旅遊集団有限公司
協力:中国姜堰黄竜士研究会
後援:江蘇省囲棋協会
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競技方法
1 中国参加選手4人、日本、韓国参加選手各2人。
2 大会は総当たり方式を採用し、8名の選手による7回戦の総当たり戦により優勝と準優勝を決定する。
3 中国ルール、コミ7目半。持時間は各2時間、秒読み60秒5回。
時間切れ負け。
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成績計算
1 各対局の勝者は2ポイント、敗者は0ポイントを獲得します。三劫や循環劫などの特別な場合、対局は引き分けとして扱われ、各選手は1ポイントを獲得する。
2 勝ち点の多い選手を上位とし、同点の場合は対戦相手の勝ち点、直接対決の勝敗で比較する。
3 上記の方法で優勝者、準優勝者が決まらない場合は、持ち時間30秒3回の早碁を行います。その他の順位は同順位になる。
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競技時間・場所
 6月19日~28日まで江蘇省姜堰で開催
 対局日は6月20、21、22、23、25、26、27日
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賞金
 優 勝:30万元(約660万円)
 準優勝:10万元(約220万円)

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