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第56回碁界の礎百人―石田芳夫、21歳のタイトル獲得【大平修三②石田芳夫①】
昭和40年代前半のタイトル戦線でまず飛び出したのは林海峰、続いて大竹英雄である。さらに戦後生まれの加藤正夫も加わって、大正世代を圧倒する。この状況で登場したのが21歳の石田芳夫だった。石田は大平修三に挑戦した日本棋院選手権戦五番勝負で、第2局こそ敗れたものの、通算3勝1敗で初のタイトルをものにした。21歳でのタイトルホルダーは最年少である。
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