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第35回碁界の礎百人―女流棋戦の草創期【伊藤清子 本田寿子】

 今回はちょっとだけ歴史を元に戻して、草創期の女流棋戦を紹介しよう。   
 初の女流棋戦=全日本女流選手権戦(東京タイムズ)ができたのは昭和26年(1951)。第1期を制したのはベテランの伊藤清子(のちに友恵と改名、1907―1987)だった。第2期の挑戦者は若手の本田寿子(かずこ、1927―)。その第2局が面白い。

伊藤清子(左)と本田寿子

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