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芝野名人が封じ、打ち掛け【名人戦七番勝負第6局・1日目】

 2連覇、3期目の防衛をめざす芝野虎丸名人に2期ぶり9度目の名人を目指す井山裕太王座が挑んでいる第48期名人戦挑戦手合七番勝負(朝日新聞社主催)の第6局が11月2日(木)に神奈川県箱根町の「ホテル花月園」行われ、芝野名人が65手目を封じて打掛けた。
 第5局まで、芝野3連勝のあと、井山王座がカド番から2連勝と巻き返している。名人の防衛なるか、挑戦者が最終局へ持ち込むか、注目の一戦である。
 明日11月3日(金)、9時から打ち継がれ、対局が再開される。

※名人戦の記事は、「朝日新聞デジタル」を、対局中継・解説は「囲碁将棋TV -朝日新聞社-」をご覧ください。

第48期名人戦挑戦手合七番勝負第6局】
手番  :黒番=芝野虎丸名人 白番=井山裕太王座
持ち時間:各8時間、残り10分前より秒読み
主催  :朝日新聞社
協賛  :株式会社 明治
優勝賞金:3,000万円

【現地関係棋士】
立会人 :張 栩九段
新聞解説:河野 臨九段
「囲碁将棋TV」映像解説:鶴山淳志八段
記録係 :森 智咲二段、日野勝太初段


 第5局まで、芝野3連勝のあと、井山王座がカド番から2連勝と巻き返している。名人の防衛なるか、挑戦者が最終局へ持ち込むか、注目の一戦である。

封じ手の時刻が近づき、盤面も熱いが検討陣も熱い

 封じ手について、対局規定によると、「第一日打ち掛けの封じ手は午後六時に手番に当たった者とし、相手方は任意退座しても良いこととする。ただし、午後五時三十分を過ぎたら手番の者が封じることができる。その場合、午後六時までの時間はどちらにもつけない」とある。 

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