青木裕孝三段は4期目、仲邑菫女流棋聖は初めての本戦進出。
注目の仲邑菫女流棋聖が、ついに竜星戦本戦に登場。中盤の戦いに競り勝ち、短手数で勝利を決めた。
解説は武宮陽光六段。
〈第33期竜星戦本戦Hブロック・1回戦〉
黒 青木裕孝三段 白 仲邑菫女流棋聖
※棋譜再生は最終譜のあとにございます。
〈第1譜〉1―25
青木の先番。黒1から5と、実利重視の手堅い構えをとる。対する仲邑は、隅は星に打つことが多い印象だ。「白6の高ガカリも好んで打っていますね」と武宮六段。
仲邑は白18、20を決めた後、22のシマリを優先した。黒23は逃せぬ大場。