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第107回碁界の礎百人―女流碁界、若手が進出【上野梨紗①仲邑菫①】

 女流碁界が若手中心になったのは6年前からだろう。藤沢里菜(11歳入段)、上野愛咲美(14歳入段)が女流のタイトルを争い、好勝負を展開する中、2019年、ビッグニュースが飛び込んできた。10歳の仲邑菫を英才特別枠で採用するというのである。その仲邑の初タイトルが2023年の女流棋聖。ここでは今年の女流棋聖戦三番勝負第3局を紹介しよう。
 上野梨紗は上野愛咲美の妹で当時17歳。前年、藤沢女流本因坊に挑戦したものの、フルセットの末、惜敗した。14歳の仲邑と17歳の上野梨紗。これ以上新鮮な顔合わせは考えにくい。上野はトーナメントの準決勝で藤沢を、決勝で姉を破ってのタイトル戦である。

活躍する姉、上野愛咲美の背中を追ってきた梨紗。17歳で念願のタイトルを獲得した

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