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大西、手堅い収束【竜星戦】

 大西研也六段は7期目の本戦出場。3回戦で谷口徹五段を破り、4回戦進出を決めた。迎え撃つ小林泉美七段は10期目の本戦出場。
 大西が地合で先行し、早い段階で優勢を確立する。中盤で小林の勝負手が飛び出すも、大西は冷静に対処して逆転のチャンスを与えなかった。
 解説は横塚力七段。


〈第33期竜星戦本戦Hブロック・4回戦〉
黒 小林泉美七段 白 大西研也六段

小林泉美七段(左)と大西研也六段

※棋譜再生は最終譜のあとにございます。

〈第1譜〉1―28

 小林の先番。白14に手を抜き、黒15と下辺の大場に回る。白18には黒Aと受ける手も立派な一着だったが、ここも手抜きで黒19と右上へ。足早な打ち回しだ。
 大西は左上黒を攻めにはいかず、白20と右下に回った。白28までと進出して攻めをかわす。

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