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このコーナーは最新形の活用や主流の打ち方を紹介します。今回は流行の金毛流で現れる「2線ツケ戦法」。どんな意図が用意されているか、知らないと簡単に形勢が悪くなるので準備しておきたいところ。 テーマ図「2線ツケの意図と対策」 白1、3と構えさせた後、黒4のツケが金毛流の布石で狙われる手法。どのような進行が想定されるか、代表的な変化を中心に紹介します。 1図(実利に軍配) 白1と受けるのは、黒2以下と右上の白を飲み込まれて黒の実利が勝るワカレ。白aには黒b以下と囲われます。
第524回「ひと目で向かう」〈黒番〉布石のコツは、配石を活かして模様を築くことです。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1が右上の厚みと右下の配石を活かして、右辺に黒模様を築く絶好点。 〈失敗〉黒1と左辺の白模様化を防ぐのは、白2の好点へ先着されて逸機。
村本渉四段は6期目の本戦進出。1回戦で曽富康二段を破り、2回戦進出を決めた。迎え撃つ田中康湧五段は3期目の本戦進出。 互いに譲らぬ好勝負となった本局は、村本がヨセでわずかに抜け出し、半目を残して勝利を決めた。 解説は望月研一八段。 〈第34期竜星戦本戦Dブロック・2回戦〉 黒 村本渉四段 白 田中康湧五段 ※棋譜再生は最終譜のあとにございます。 〈第1譜〉1―42 村本の先番。右上、白24までは定石の一つ。黒25と構えたところに、田中は白26とすぐに入っていく
第523回「打たれたくない場所」〈黒番〉どの場所を打たせたくないか。この視点で考えてみてください。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1と下辺で地を稼ぎながら、白模様拡大を牽制するのが好点。 〈失敗〉黒1と左上を守るのも有力ですが、白2と下辺に広大な白模様を築かれて黒不満。
第522回「堅実な構想」〈黒番〉どの石が危うくなる可能性があるかがわかれば、次の一手が見えてくるはず。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1と右上を補強しながら、右辺に黒陣を築くのが好判断。 〈失敗〉黒1など大場へ走るのは、白2と右辺へ先着されるだけでなく、右上の黒3子への攻めを見られて黒不満。
本記事では、実戦形から生じる手筋や死活を問題形式で紹介します。答えが複数ある場合はありますが、実戦に近い形に触れながら、いろいろな技を磨いてみてください!(全ての出題は黒番) 第1問「鋭い攻め筋」 白のダメヅマリを活用して、深く踏み込む手筋を見つけてください。 【正解図:進入の手筋】 黒1と深く入るのが好手。白2と抵抗されても、黒3以下に白aと助け出せないので死に。 【失敗図:踏み込み不足】 黒1と外から狭めるのは、白2とスペースを確保されて生き。