福岡、連勝伸ばす【第33期竜星戦】
福岡航太朗五段は3期目の本戦出場。1回戦から出場し、7連勝で8回戦進出を決めた。迎え撃つ淡路修三九段は21期目の本戦出場。
福岡の勢いは止まらなかった。序盤にリードを奪うと、その後も積極的な打ち回しで優勢を拡大。そのまま勝利を決めた。この勝利で、福岡は自身の連勝を8に伸ばした。
解説は加藤充志九段。
〈第33期竜星戦本戦Fブロック・8回戦〉
黒 福岡航太朗五段 白 淡路修三九段
※棋譜再生は最終譜のあとにございます。
〈第1譜〉1―28
福岡の先番。黒15のツケはAI流だ。白16に対しては黒20とサガる手がよく見られるが、福岡は黒17、19とより厳しい手を選ぶ。
「福岡さんは、この形をかなり研究してきたのだと思われます。ですが、白としてもここは迎え撃つしかないですね」と加藤九段。淡路は白20と切っていく。
黒21、23と進み、小ナダレ定石の形に戻った。白は28とオサえ、隅の黒2子を制す。
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