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第42期女流本因坊戦五番勝負④・棋譜解説

 11月7日に「第42期女流本因坊戦五番勝負」の第4局(主催・共同通信社など)が東京都市ヶ谷「日本棋院東京本院」で行われた。藤沢里菜女流本因坊が上野梨紗二段に黒中押し勝ちし、2勝2敗で最終局につなげた。第5局は11月15日に東京都市ヶ谷「日本棋院東京本院」で行われる。(第4局のタイムラインはこちら

第42期女流本因坊五番勝負第4局(※棋譜再生はこちら
黒番:藤沢里菜女流本因坊、白番:上野梨紗二段
持ち時間:各4時間、残り5分より秒読み
消費時間:黒3時間9分、白3時間56分
結果  :215手完、黒中押し勝ち
主催  :共同通信社、日本棋院
協賛  :JA共済連共栄火災
協力  :関西棋院
対局会場:東京都市ヶ谷「日本棋院東京本院」
第1局:10月12日 上野二段、黒中押し勝ち
第2局:10月16日 藤沢女流本因坊、黒中押し勝ち
第3局:10月21日 上野二段、黒中押し勝ち
第4局:11月7日 藤沢女流本因坊、黒中押し勝ち
第5局:11月15日 東京都市ヶ谷「日本棋院東京本院」


第1譜(1―43)「次世代の感覚?」

 白16のツケに黒17から21と穏やかなに受ける進行を選択。白22と根拠を奪われても、黒23の好点を走って悪くないと見ている。
 序盤のハイライトは、白30から32と上辺を攻められた瞬間、黒33から39と動き出した局面だ。白40から42と脱出を優先したため、黒43と叩けたのが大きい。「自分の世代の感覚では、許したくない好点」と立会の蘇耀国九段。

〈参考図1〉白1のトビで受けるのが第一感と蘇九段。黒2から4と包囲されても、白5と上辺の黒を大きく攻めて白悪くない戦いとなる。

黒番の藤沢が初手を打ち下ろす

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