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第49回碁界の礎百人―23歳の名人誕生【坂田栄男⑪林海峰②】

 昭和40年(1965)は囲碁史の大きな転換点だった。それが端的に現れたのが第4期名人戦である。リーグでは木谷實が高血圧のためドクターストップがかかって全休、呉清源は全敗でリーグ落ち。昭和を代表する両雄が名人戦の表舞台に戻ることはついになかった。坂田栄男名人への挑戦者になったのは23歳の林海峰である。
 第1局は坂田の完勝。終局後のインタビューで坂田が「20代の名人はあり得ない」と語ったのはあまりにも有名だ。第2局は林がねばり抜いて逆転勝ち。こうして大激戦の第3局を迎えた。

坂田栄男(左)―林海峰

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