一力、楊鼎新に敗れる【第24期阿含・桐山杯日中決戦】
日中両国の阿含・桐山杯優勝者が激突する「第24期阿含・桐山杯早碁オープン戦日中決戦」(主催・日本棋院、中国国際友好聯絡会、中国囲棋協会、特別協賛・阿含宗、後援・京都新聞、中央電視台)が3月27日、京都の阿含宗本山総本殿・釈迦山大菩提寺で行われた。
日本からは一力遼阿含・桐山杯、中国からは楊鼎新中国阿含・桐山杯が出場。序盤から激しく一力が仕掛けたが、楊の冷静な対応にあって空振り。薄くなったところに楊の厳しい攻めが決まって中押し勝ちとした。
2019年の張栩九段以来日本勢は勝利をあげておらず、通算成績は日本から見て6勝18敗となった。
(記・関根新吾)
一力遼桐山杯 昨秋のアジア大会では楊九段に勝利している。今回は果敢にシノギ勝負を挑んだが、楊の力の前に屈した。
楊鼎新中国桐山杯 穏やかな棋風と思われていたが、今回は持ち前の腕力を存分に発揮。大石を召し取って快勝した。
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