【アジア競技大会】男子女子団体戦・予選3回戦
9月30日に「アジア競技大会」囲碁競技の男子・女子団体戦予選3回戦が中国・杭州棋院チェスホールで行われた。男子チームは韓国に5敗、女子チームは中華台北に3勝し、チーム成績は男子2勝1敗、女子は2勝1敗となった。予選4回戦では、男子チームはシンガポール、女子チームは韓国と対決する。
男子・女子団体戦予選3回戦の結果
女子団体戦は第4戦の韓国戦の結果次第では、予選上位通過が狙える圏内となった。日本チームがメダル争いで有利な立ち位置を確保するためにも、次戦は勝ちたいところだ。
佐田インタビュー
――予選3回戦、お疲れ様でした。
「チームとしては残念な結果になりましたが、これで終わりではありません。チーム全体で気持ちを乗せて、残りの対局も頑張っていきます」
――ご自身の対局の感想をお願いします。
「(申真諝選手は)早打ちと聞いていたので、ナショナルチームで練習した時よりも、頭の回転を速くすることを意識して臨みました。途中まで優勢を築けたのですが、大石を取られて逆転されてしまいました」
――大きな分岐点はどのあたりだったのでしょうか?
「実戦は白aと動いたため、難しい局面になりました。白1から3と脱出して白が打ちやすい形勢です。実戦は判断に迷いが生じてしまい、『穏やかな展開で良い』という自分の判断を信じきれなかったです」
――申真諝選手と対戦した感想は?
「オーラがすごかったです。平常心というか、何事にも動じずに淡々と打ち続けてくる印象です」
――ここまで振り返っていかがでしたか?
「昨日と一昨日のミーティングで、チームとしての一体感が増しています。予選1位通過の目標は厳しくなりましたが、次局以降もチーム全員で頑張っていきます」
〈番外編〉
――選手村の生活を教えてください。
「今のところ、順調です。食堂の広さに圧倒されましたし、食べ物の好き嫌いもない方なので、楽しいことが多いです。今朝も早くに目覚めたのでランニングしてみたり、いろいろ試しながら前向き生活できています」
藤沢インタビュー
――本局の感想をお願いします。
「穏やかな進行からリズムを掴んで打ちやすくなりました。今のところ、いい緊張感で打てています」
――今のチームの状況は?
「チーム内で『本戦で頑張ろう』と話をしました。それまでにコンディションを整えていって、残りの予選対局を全て勝ちたいです」
――次戦への抱負をお願いします。
「次は韓国戦になるので、気を引き締めて全力で頑張りたいです」
〈番外編〉
――選手村はどんな風にすごしていますか?
「歩いているだけで感動して、夜も綺麗でゲームの世界に入ったみたいです!歩きながら動画を撮って、14分ぐらいの動画になりました。今後、SNSにアップします!」
――食べ物はいかがですか?
「最近は同じパターンです。緑の野菜とチャーハンとお肉。肉団子も美味しかったです。ワッフルもあったので、いつか手をつけたいです」
――他競技の方との交流はありますか?
「まだあまりないです。選手村で水泳の入江(陵介)選手を見かけて『おお』ってなりましたが、声はかけませんでした。卓球選手は好きなので、見かけたら声をかけようかなと思います!」
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