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【現代碁の最前線】小目の一間バサミ解析【横塚力七段②】

 前回に続き、「小目の一間バサミ定石」を横塚力七段の解説でお届けします。第2回は昔の面影が消えた現代定石の意図と使い方です。旧定石からどのような進化を遂げたのか、早速見ていきましょう!

横塚七段インタビュー
――普段はどのような勉強をされていますか?
「リアルタイムで強い人のネット対局を観戦するのが好きです。自分が対局しているような感覚で見れるので、勉強になっているのかなと思います。そういった意味でNHK杯や竜星戦を見るのも好きですね」

――1日に平均何時間くらい勉強していますか?
「大体5時間です。家ではずっと集中して見ている訳でないですが、2時間くらい観戦することが多くて、外出する場合は研究会などに参加して長時間勉強するので、平均で5時間ぐらいですね」


テーマ図「現代定石の受け方」

 白1から5と迫られた瞬間、黒6のアテが流行形。相手の受け方を見て、自在に立ち回る意図があります。どちらの立場でも、事前に研究しておきたい定石です。

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