
【現代碁の最前線】小目の二間バサミ手抜き型解析【酒井佑規五段①】
今回は小目の二間バサミ定石で現れる「手抜き型の攻略」を酒井佑規五段の解説でお送りします。石数の差を覆す巧みなサバキがあり、知っているか否かで大きな差が生じます。今回含めて2回に分けて、小目の二間バサミ手抜き型を解析します。

酒井佑規五段のプロフィール
平成16年(2004年)4月14日生。東京都出身。平成30年入段、令和6年五段。日本棋院東京本院所属。
【主要な実績】
2019年:第14回広島アルミ杯・若鯉戦本戦入り
2020年:第46期碁聖戦本戦入り
2021年:第46期新人王戦本戦入り、第28回阿含・桐山杯本戦入り、第31期竜星戦本戦入り、大和ハウス杯第60期十段戦本戦入り
2022年:第47期碁聖戦本戦入り、第47期新人王戦優勝、大和ハウス杯第61期十段戦本戦入り、第32期竜星戦本戦入り、第2回テイケイ俊英戦リーグ入り
2023年:第48期碁聖戦本戦入り、第32期竜星戦決勝トーナメントベスト4、第71回NHK杯出場、大和ハウス杯第62期十段戦本戦入り、第49期碁聖戦本戦入り
テーマ図「戦力差を覆すコツ」

黒2から6と連打されて、右下の白は取られた姿に見えるかもしれません。ただ、包囲された状況でも、石数の差を覆すサバキの手段が用意されています。
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