日本の上野が先勝!栄冠まで残り1勝【第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権・決勝三番勝負第1局】
11月29日に「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権」の決勝三番勝負第1局が、中国・福建省福州市「呉清源囲棋会館」で行われた。日本の上野愛咲美五段が中国の唐嘉雯(とう・かぶん)六段に勝利し、世界タイトル獲得まで残り1勝に迫った。明日、同所で第2局が行われる。
第1譜(1―28)「攻めの碁形へ」
黒1から5は実戦例を見るようになった構え方。白6に黒7から17と競り合いへ持ち込み、早くも上野の好みの『攻める碁形』となった。序盤の焦点は白28と右辺の黒へ迫られた局面。どのように攻めるべきか、次の一手が悩ましいところ。
参考図1(繋がる攻め)
白20で1には、黒2以下と連絡を確かめながら、右下の白への攻めに繋げられるので、黒悪くない戦いです。
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