大会レポート編【国際アマ・ペア碁選手権大会】
中国ペアが優勝
第33回国際アマチュア・ペア碁選手権大会が12月2、3日に東京・飯田橋の「ホテルメトロポリタンエドモント」で行われ、日本8地区の代表16ペアと、海外15ヵ国・地域の代表16ペア、合計32ペア64名が出場した。
順位の決め方はスイス方式5回戦。第3戦を終えた時点で、日本の3ペアと中国ペアが全勝。第4戦で、谷結衣子・大関稔ペアと中国の陳思(チェンシー)・王琛(オウチン)ペア、藤原彰子・石村竜青ペアと倉科夏奈子・杉田俊太朗ペアがそれぞれ対戦し、中国ペアと藤原・石村ペアが全勝を保持。そして最終戦、優勝をかけて両ペアがぶつかり、結果は陳・王ペアの勝利に終わった。中国代表が頂点に立ったのは第16回以来17大会ぶり。
準優勝となったのは倉科・杉田ペア。最終的に5ペアが4勝1敗で並んだが、スイス方式の計算によるものである。藤原・石村ペアは3位。
本大会と同時に松田杯第8回世界学生ペア碁選手権大会も開催。日本3ペアと海外5ペア、合計8ペアが3回戦で争い、周楽萱(シュウガクケン)・龐子鈺(ホウシゴク)の中国ペアが優勝した。
また、大会2日目には、さまざまな棋力の愛好家が参加できる荒木杯ハンデ戦も行われ、賑わいを増した。
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