洪、混戦抜け出す【第72回NHK杯】
李沂修八段(35)は6年ぶり5回目、洪爽義五段(37)は5年連続5回目の出場。東西対決は、中盤の競り合いで優位に立った洪が李の勝負手を巧みに退け、快勝した。解説は金秀俊九段。
〈第72回NHK杯1回戦・第5局〉
黒 李沂修八段 白 洪爽義五段
※最終譜のあとに棋譜再生機能があります。
〈第1譜〉1―30
李は日本棋院東京本院、洪は関西棋院の所属。棋院の違いもあり、今局が初対戦。「李さんは厚み派。パンチ力もあります。洪さんもどちらかと言うと厚み派で、読みも安定。近いタイプで、本格派対決です」と金九段。
白16まで典型的なAI(人工知能)流の立ち上がりだが、既に前例のない進行。「途中、白12では1図、1以下豪快にいくのもあります。ただ、一本調子になるので、洪さんは打たなさそうです」。
黒17のダイレクト三々から白28は基本定石の一つ。「白18では2図、1のオサエも当然あり、互角です」。
白30まで、穏やかな序盤戦である。
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