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六浦、豪快な勝利【第33期竜星戦】

 六浦雄太八段は9期目の本戦出場。5回戦で大西研也六段を破り、6回戦進出を決めた。迎え撃つ金秀俊九段は25期目の本戦出場。
 六浦が中盤で優勢を確立すると、最後は自陣に入ってきた相手の石を見事仕留めて勝利を決めた。
 解説は有村比呂司九段。


〈第33期竜星戦本戦Hブロック・6回戦〉
黒 金秀俊九段 白 六浦雄太八段

金秀俊九段(左)と六浦雄太八段

※棋譜再生は最終譜のあとにございます。

〈第1譜〉1―26

 金の先番。白6から黒21までは一つの型。六浦は白22のツケで右上に侵入する。
 「白24に続いて、黒Aのツギなら白Bと二間ビラキし、実戦のように黒25のサガリなら白26と一間にヒラく感じでしょうか。白はCの方面から迫っていく手を見ています」と有村九段。

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