【アジア競技大会】男子女子団体戦・予選1回戦
9月29日に「アジア競技大会」囲碁競技の男子・女子団体戦予選1回戦が中国・杭州棋院チェスホールで行われた。男子チームはマレーシアに5勝全勝、女子チームはタイに3勝全勝で好スタートを切った。
男子・女子団体戦予選1回戦の結果
日本チームは男子、女子ともに全勝で初戦を制した。次戦で女子チームは強敵である中国と対決。中国チームのメンバーは呉依銘選手、於之瑩選手、李赫選手(補欠:汪雨博選手)となっている。
井山インタビュー
――対局を振り返っていかがでしたか?
井山「独特の緊張感を感じながら、普段の世界戦とは少し空気感の違いみたいなものを感じました。次からは落ち着いて打てると思います」
――対局会場などの印象は?
「初めて使う時計でしたが、割と使いやすいと思います。対局場自体は普段の世界と大きく変わりませんが、緊張感は異なりますね。やはり、国を挙げて戦う感じが各国の選手から出ている印象です」
――5勝全勝の結果について
「チームとして初戦を勝てたのは大きい。これから強敵たちが待っているので、(次戦以降も)ベストを尽くしていきます」
〈番外編〉
――選手村の印象を教えてください。
「今のところ、快適に過ごせています。他競技の方と話をする機会があって『この大会は食事面などクオリティーが高い』と言ってましたし、すごく良い環境を作ってもらったと思っています」
――ご自身のX(SNS)でも情報発信されてましたね。
「やっぱり、規模がすごいですね。改めて中国のいろんな意味でのパワーを感じます」
――食事はいかがですか?
「まだ短い期間ですけど、中華料理系をメインに頂いています。ケンタッキーやピザハットなど頼む機会はあるかもしれませんが、しばらくは(中華料理系で)大丈夫そうです」
上野愛咲美インタビュー
――初戦の感想をお願いします。
上野「序盤はいい勝負で、途中から厚く打てて勝てました。チームとしても3勝全勝できて良かったです」
――緊張はされましたか?
「朝は縄跳び(777回)跳んだので、(良い意味で)緊張感はありませんでした。ただ、対局時に水を用意し忘れてしまって。水がある場所も確認していなくて『あー、やらかした』と思いましたね」
――次への抱負を教えてください。
「対局前にしっかり運動(ランニング)して、いつも通り、楽しく打てればいいなと思っています」
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