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第47回碁界の礎百人―プロ十傑戦始まる【坂田栄男⑨高川格⑥】

 昭和36年、大手合および最高位戦の契約を日本棋院と打ち切った朝日新聞は、囲碁欄を三つの柱とすることを発表した。プロの手合、アマチュア十傑戦、日中交流戦である。プロの手合はまず、呉清源、坂田栄男、橋本宇太郎による「三強リーグ戦」。白黒二局(コミなし)の総当たりで、呉の優勝となった。続いて次代を担うと期待された林海峰、大竹英雄の三番碁(林は七段、大竹は五段だったので大竹の先で2勝1ジゴ)。さらに藤沢秀行と橋本昌二の三番碁(藤沢の2勝1敗)。若手8名による新鋭トーナメント(大竹優勝)など、斬新な企画で碁界を盛り上げた。しかし細切れ的な企画はいずれ行き止まる。
 そこで考え出されたのがプロ十傑戦だった。アマ十傑戦地方予選出場者が十名連記で投票し、上位4名をベスト8にシード。5位から16位までの12名と、予選を通過した4名を加えてのトーナメント戦である。第1期の人気投票上位4名は坂田、高川格、木谷實、藤沢秀行の順。9位大竹、10位林と若手の人気も高かった。

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