大関さん、敗れるもあっぱれ【プロ・アマ本因坊対抗戦】
一力を追い込む
第61回プロ・アマ本因坊対抗戦が12月9日、日本棋院東京本院で行われ、大関稔アマ本因坊が一力遼本因坊にアマ6目コミもらいで挑んだ。
大関さんは7月末、朝日アマ名人戦(主催・朝日新聞社)三番勝負を制して4連覇(通算では5期目の優勝)を達成。そして8月末、第69回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会で、ライバル栗田佳樹さんとの決勝に勝ち、4年ぶり3度目のアマ本因坊に輝いた。アマ二冠である。
一力本因坊は、3日前に関航太郎天元からタイトルを奪取、三冠(棋聖、本因坊、天元)となっている。
現アマ最強は現プロナンバーワンに互角の勝負を展開、終局は295手に。結果は一力本因坊の7目勝ちとなったが、大関さんはその実力を存分に証明した。
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