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【現代碁の最前線】星の一間バサミ・両ガカリ型解析【藤沢里菜女流本因坊②】

 今回は星の一間バサミ定石で現れる「両ガカリ型の解析」を藤沢里菜女流本因坊の解説でお送りします。複雑な変化を避けながら、簡明に受け切る方法や注意すべき変化など、知っておきたい知識を凝縮された内容になっています!

「詰碁を解くのが好き」と藤沢女流本因坊

藤沢女流本因坊インタビュー
 ――普段の勉強は何をされていますか?
 「詰碁とAI研究がそれぞれ3、4割ぐらい、実戦が1割、残りがヨセの勉強です。研究会には週1回通っていて、普段は家で勉強しています」

 ――詰碁の割合が多く感じます。
 「昔から詰碁好きで、(勉強の中では)一番楽しいです。毎日解いていて、難しい問題を50問。実際に時間を計ったことはないですが、2時間は取り組んでいると思います」

 ――2時間は相当ですね。大変ではありませんか?
 「昔から解く習慣があって、多分考えるのが好きなんだと思います」

 ――難しい問題に取り組む時、どのように考えていますか?
 「詰碁をたくさん解いていると『ここが怪しいな』という筋みたいなものが見えてきます。そこから最初に思いついた候補手を1つ1つ考えるイメージです。1時間考えてダメだったら、少し時間を置いてまた挑戦します」

 ――詰碁に取り組むコツを教えてください。
 「はじめはひと目で解ける簡単なものから挑戦して、だんたんと難易度を上げていければ良いと思います。簡単なものをたくさん解くのも効果的。詰碁を解くのは、脳トレになりますし、実戦で手が見えやすくなります」
(次回はヨセの話題のインタビュー)

すぐに実戦で使える簡明な打ち方を中心に解説して頂いた

テーマ図1「両ガカリの攻防」

 黒1の両ガカリは想定しておきたい進行。まず、白2のツケで受けた場合の打ち方を紹介します。

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