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片岡、初優勝!【第3回テイケイグループ杯レジェンド戦・決勝】

 50年来の盟友が決勝の舞台で激突した。
 60歳以上のシニア棋士とベテラン女流による第3回テイケイグループ杯レジェンド戦(協賛・テイケイ株式会社ほか)の決勝が、8月4日、東京・市ヶ谷の「竜星スタジオ」で行われた。
 今回の決勝に名乗りを上げたのは、65歳の小林覚九段と66歳の片岡聡九段(片岡は決勝前日に誕生日を迎えた)。
 それぞれタイトル獲得や優勝経験も豊富ながら、意外なことにこの両者による「決勝戦」ははじめてなのだとか。「この年で、この二人での決勝というのがうれしくてね」と口をそろえていたものだ。
 決勝戦の模様は、「囲碁・将棋チャンネル」にて生中継された。放送解説には小松英樹九段、聞き手は吉原由香里六段。

小松九段(右)解説、吉原六段聞き手により生中継された

 ここでは両対局者の感想と小松九段の解説をもとに、大熱戦となった決勝を振り返る。
(記・関根新吾)

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