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井山3連覇を祝福【碁聖就位式】

 井山裕太碁聖を祝う第48期碁聖就位式(主催・新聞囲碁連盟、日本棋院、関西棋院)が10月18日、東京都港区の「第一ホテル東京」で行われ、多くの関係者が集まった。
 井山と碁聖の歴史を簡単に振り返ってみよう。
 井山は平成24年に碁聖初挑戦、羽根直樹からタイトルを奪った。以降、29年まで6連覇を達成。その間、挑戦してきた相手は河野臨九段2回、山下敬吾九段2回、村川大介八段(段位は当時)1回。30年に失冠したが、3年後の令和3年、一力遼碁聖を破って復冠。翌4年、奪還に燃える一力棋聖を倒し、防衛に成功した。
 そして今期、一力がまたも挑戦してきた。本因坊戦七番勝負も井山対一力のカードになったので、ダブルタイトル戦に。本因坊戦は一力勝利となったが、碁聖戦は井山が3連勝、3連覇を成し遂げた。これで通算では9期獲得となり、小林光一名誉碁聖の記録に並んだ。

北國新聞社東京支社長・若林雄彦氏(左)からトロフィーを渡され、記念撮影

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