第51回碁界の礎百人―坂田、林を破って本因坊7連覇【坂田栄男⑬林海峰③】
昭和40年代の前半(1965~)は坂田栄男と林海峰がトップを激しく争った時期だった。
両者の角逐を名人戦と本因坊戦の二大棋戦に限って見ていこう。
・40年 名人戦 林が4勝2敗で坂田からタイトル奪取。
・41年 名人戦 林が4勝1敗で坂田の挑戦を退ける。
・42年 本因坊戦 坂田が4勝1敗で林の挑戦を退けて7連覇。
・42年 名人戦 林が4勝1敗で坂田の挑戦を退けて3連覇。
・43年 本因坊戦 林が4勝3敗で坂田からタイトル奪取。
・45年 本因坊戦 林が4勝0敗で坂田の挑戦を退けて連覇。
45年を最後に両者の名人戦と本因坊戦の対決はなく、通算林の5勝1敗。覇者交代は時代の流れだったか。
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