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第76回碁界の礎百人―若手世代、続々登場【片岡聡①淡路修三①】

 昭和50年代なかばから、若い世代の活躍が目立つようになる。昭和33年生まれの片岡聡、王立誠、山城宏、34年生まれの小林覚らである。その中で最も早く頭角を現したのが片岡聡だった。昭和54年(1979)第5期天元戦のトーナメントを勝ち抜き、同じくトーナメントを勝ち抜いた加藤正夫と決勝五番勝負を争った。

第9期天元戦五番勝負。片岡(左)が淡路の挑戦を受けた

 なお天元戦は第5期まで決勝五番勝負。第6期から挑戦手合五番勝負に改められた。21歳、五段の片岡は加藤にストレート負けを喫したものの、3年後の24歳には加藤を3勝2敗で破り、初のタイトル=天元を獲得した。そして翌58年の第9期天元戦は淡路修三八段が挑戦者に。ここでは片岡2勝1敗で迎えた第4局を紹介しよう。

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