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第48期名人戦七番勝負第4局【前日の様子 / 検分・インタビュー・前夜祭】

 芝野虎丸名人に井山裕太王座が挑戦している第48期名人戦七番勝負(主催:朝日新聞社、協賛:株式会社 明治)は、ここまで芝野名人が3連勝。
 名人のストレート防衛なるか、井山挑戦者の巻き返しなるか――注目の第4局が10月12日(木)、13日(金)に大阪府守口市「ホテル・アゴーラ大阪守口」で行われる。

 それに先立ち、前日11日(水)には両対局者による対局場の検分・インタビュー・記念撮影・前夜祭が同所で行われた。


検分後インタビュー

 芝野虎丸名人

――アジア競技大会について

「アジア大会から帰ってきて1週間たちました。対局環境の違いを心配しましたが、それほどでもなく、体調自体は悪くありません。ただ、アジア大会では持ち時間1時間、一手30秒の碁で、海外の選手は想像以上に早打ちでしたので、対局時間の調整のほうが難しく感じています。8時間の持ち時間は相当特殊ですので、調整したかったのですが(できなかったので)、今まで通りやるしかありません」

――名人戦について

「ここまでの名人戦の3局は、内容的にもまずい局面が多かった。判断と実際の形勢にズレがありました。内容からみると3連勝はできすぎです。前局から間があいて、あと1勝(で防衛)という気がしない。すぐ打ったほうが勢いがあったかもしれないが、シリーズの星にとらわれず、普段通りに臨みたい」

 井山裕太挑戦者

――名人戦&アジア競技大会について

「(3敗していて)たいへんな状況であることは間違いありません。こういうタフな状況で自分がどれだけやれるか。立ち向かっていくことで得られるものもあると思います。第2局はチャンスがあったのですが。。。第1、3局はパフォーマンスとしてはいまひとつでした。(七番勝負でストレート負けはこれまでないが)メンタルが強いかどうかわかりません。(カド番に追い込まれる状況を)目指したわけでもありません。置かれた状況でやるしかない。これまでにもタフな状況はたくさん経験してきましたので」

「アジア大会と持ち時間など環境の違いがありますが、これまでも七番勝負だけを打っていたわけでもないので、特別問題はありません。あとがないのは仕方がないこと。自分なりに準備してきましたので、迷いなく臨めるかな、と。とにかくあれこれ考えても仕方がありません。自分の打ちたい手を打って、自分の碁を打ちきれるようにしたいです」

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