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第31回碁界の礎百人―王座戦始まる【橋本宇太郎⑥前田陳爾】

 戦後の混乱が落ちつきつつあった昭和20年代後半、相次いで新棋戦が誕生した。主なものだけを拾ってみると、
・27年 女流選手権戦(東京タイムズ) 第27期で終了。女流本因坊戦に受け継がれ現在に至る。主催は共同通信。
・28年 王座戦(日本経済新聞) 第2期から15期までは決勝三番勝負。第16期から挑戦手合三番勝負。第32期より五番勝負。
・28年 日本棋院選手権戦(新聞三社連合) 第2期から8期までは挑戦手合三番勝負。第9期から22期までは挑戦手合五番勝負。以降、天元戦に発展。
・29年 NHK杯戦 ラジオ対局が第10期からテレビ対局に。
 この中で今回は王座戦を取り上げよう。第1期は六、七段陣の予選を勝ち抜いた8名と、八段陣(本因坊を含む)8名による合計16名のトーナメントで決勝は一番勝負。橋本宇太郎と前田陳爾によって争われた決勝は2日制、持時間各10時間だった。

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