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【現代碁の最前線】厚さで圧倒する星の大ゲイマ受け【富士田明彦七段③】

 今回は星の大ゲイマ受けで現れる「手抜きされた場合の対策」を富士田明彦七段の解説でお送りします。知らないと打てない驚きの手段があり、事前に準備して本手法を安定して活用したいところです。

手抜き型では「シチョウ関係が重要」と富士田七段

富士田明彦七段のプロフィール
平成3年(1991年)11月8日生。北海道出身。故高林拓二七段門下。平成18年入段、平成31年七段。日本棋院東京本院所属。

【主な棋戦実績】
2012年第37期新人王戦本戦出場(決勝進出)
2013年第38期新人王戦優勝、第8回広島アルミ杯・若鯉戦本戦出場(決勝進出)
2018年第13回広島アルミ杯・若鯉戦優勝
2019年第44期棋聖戦Cリーグ優勝(Bリーグ昇格)
2022年第47期棋聖戦Bリーグプレーオフ進出(Aリーグ昇格)、第48期名人戦リーグ入り、第78期本因坊戦リーグ入り
2023年第49期天元戦本戦決勝進出、第49期名人戦リーグ入り


テーマ図「手抜き型の強襲作戦」

 黒1の大ゲイマ受けに守らず、白2と大場へ走られた場合、黒3と右下を連打するのが有力。用意された強手もあるので、すぐに実戦で試してほしい戦法の1つです。

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