囲碁界のレジェンド中国に集う 【第1回龍華杯世界囲碁レジェンドマスターズ】
11月24日から26日にかけて、中国・広東省深圳(シンセン)市「ダブルツリー バイ ヒルトンホテル深圳龍華」で第1回龍華杯世界囲碁レジェンドマスターズトーナメント(主催:中国囲棋協会、深圳市龍華区人民政府)が行われ、1970年代から1990年代にかけて世界に名をはせた囲碁界のレジェンドが一堂に会した。
対局は午前にあり、午後は深圳市龍華区の囲碁愛好家との交流会がも行われた。(写真提供・囲棋天地)
日本代表として出場したのは小林光一九段と武宮正樹九段。中華台北代表として王立誠九段、王銘琬九段が出場した。
現地での様子を写真と棋譜を交えて紹介する。
優勝賞金は15万人民元(約300万円)、準優勝10万人民元(約200万円)。競技方法は中国ルール(コミ7目半)で持時間各45分の秒読み30秒3回、トーナメント方式である。
◎第1回龍華杯世界囲碁レジェンドマスターズ
【24日午前、1回戦】
24日に行われた開幕式では、中国囲棋協会名誉主席である聶衛平九段が挨拶に立ち、「私たちが深圳市龍華に集まったのは優勝のためではなく、過去を思い出し、記憶を取り戻すためである」と述べ、深圳市へ心から感謝の意を表した。
【1回戦の組み合わせ】
小林光一九段―劉昌赫九段
武宮正樹九段―聶衛平九段
王立誠九段―馬暁春九段
王銘琬九段―曺薫鉉九段
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