第39回碁界の礎百人―高川秀格、本因坊9連覇【高川格④藤沢秀行②】
昭和35年、藤沢秀行は最高位戦を制した勢いに乗って、本因坊戦の挑戦者に躍り出た。本因坊を獲得するようなら、最強戦を除いて当時の三大棋戦の二つを制することになり、実質的なナンバーワンである。その本因坊戦は第3局まで藤沢2勝1敗とリード。次の第4局が七番勝負の帰趨を大きく分けた一局だった。
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