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上野梨紗、初タイトル獲得【第27期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負・第3局】

 2月5日に「第27期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負」(主催・株式会社NTTドコモ)の第3局が東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われた。上野梨紗二段が仲邑菫女流棋聖に勝利し、2勝1敗でタイトル奪取となった。17歳7ヵ月での女流タイトル初獲得は年少順で歴代5位。(棋譜再生はこちら

第27期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負第3局
黒番:上野梨紗二段 白番:仲邑菫女流棋聖
会場:東京都千代田区「日本棋院東京本院」
協賛:株式会社NTTドコモ
配信:囲碁将棋プラス
賞金:500万円
立会:マイケル・レドモンド九段
記録:伊藤優詩五段
読み上げ:辻華三段
配信解説:許家元九段木部夏生三段
持ち時間:1手30秒、1分の考慮時間10回
第1局:仲邑女流棋聖、白中押し勝ち
第2局:上野二段、白中押し勝ち
第3局:上野二段、黒中押し勝ち
※上野二段が2―1でタイトル奪取


上野二段のインタビュー

 ――女流タイトル戦、2度目の出場でタイトル奪取となりました。今のお気持ちを教えてください。
 「目標としてきた『女流タイトル獲得』を達成できて嬉しいです。今回のシリーズは、第1局の内容も厳しく対戦成績も良くなくて、自信がなかっただけに、タイトル獲得できてびっくりしています」

 ――本局はいかがでしたか?
 「姉(愛咲美女流名人)に『形勢が良い時でも厳しく打つように』とアドバイスをもらって、それを意識して厳しく打てたのが良かったかなと思います。優勢を意識したのは左辺のワリ込み(121手目)です」

姉の愛咲美女流名人(右)が駆けつけた

 ――仲邑菫女流棋聖の印象は?
 「自分より年下なのに、実力も勝負勘も強い印象です。国際戦で私は日本代表、菫ちゃんは韓国代表として対戦できたら嬉しいです」

 ――姉妹で同時タイトル獲得するのは37年2ヵ月ぶりです。
 「意識していませんでした(笑)。すごい事かなと思います」

 ――来期の防衛戦に向けての抱負をお願いします。
 「誰が相手でも、自分らしい碁を打てるように頑張ります」

「韓国で鍛えて、応援してくださるファンの皆様に恩返しをしたい」と語った仲邑女流棋聖

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