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『日本オリンピックミュージアム+(プラス)』企画展関連イベント「囲碁体験」with全日本囲碁連合

 アジア最大規模のスポーツの祭典、「アジア競技大会」が中国・浙江省杭州市で9月23日に開幕する。今年は第19回、大会期間は10月8日まで。囲碁もマインドスポーツとして、9月24日から28日に男子個人戦が、続いて9月29日から10月3日まで男子団体戦(5名編成)と女子団体戦(3名編成)が行われる。
 それに向け、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は「囲碁を広く知ってほしい」と、一般社団法人全日本囲碁連合と共催で、囲碁の体験イベントを9月10日に開催した。会場は東京・新宿区の「日本オリンピックミュージアム」。午前の部と午後の部があり、囲碁に興味がある、または初級レベルの小中学生が、保護者といっしょに集まった。
 内容は、講義と九路盤を使っての実戦。まずは、メイン講師の藤原克也六段と講師の吉原由香里六段が基本ルールを説明。そして参加者同士、石取りゲームをやってみた。その後、講師の二人が講義、実戦、模範対局披露をうまく織り交ぜ、参加者は楽しく囲碁を覚えていった。
 授業後半になると、午前の部はアジア競技大会日本代表の関航太郎天元が、午後の部では佐田篤史七段が、日本代表ユニホーム着用でそれぞれ登場。講師陣に加わり、盛り上がった。

講師の藤原六段㊧と吉原六段。囲碁のルールから丁寧に説明した
九路盤で実戦に挑戦。保護者の方も対局した。中央は日本代表、関天元
左は日本代表、佐田七段。吉原六段と切り違いの状態から模範対局を行った
授業後半。碁が楽しくなってきた
佐田七段に勝利!

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