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一力、壮絶な読み合い制す 第2局棋譜解説【第49期名人戦七番勝負】

 芝野虎丸名人に一力遼棋聖が挑戦する第49期名人戦(主催・朝日新聞社)挑戦手合七番勝負第2局が9月4、5日の両日、宮崎県高原町「極楽温泉匠の宿」で行われた。
 好調な一力挑戦者が1日目からエンジン全開。終始、難解な戦いが続き、形勢は一進一退。最後にわずかに抜け出した一力挑戦者が白番1目半勝ちとして、シリーズ開幕2連勝となった。
 本局の立会人に高尾紳路九段、記録係は青木裕孝三段、重川明司初段、新聞解説は上野愛咲美女流立葵杯、映像解説に上野梨紗女流棋聖、現地大盤解説に鶴山淳志八段、聞き手に安田明夏初段。ネット対局『幽玄の間』解説に鈴木伸二八段。
(記・関根新吾)

充実の読みを披露した一力
突破口を見いだせなかった芝野
対局場の「極楽温泉匠の宿」

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