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星合、初の女流名人戦リーグ入り

 博多・カマチ杯女流名人戦(協賛・一般社団法人巨樹の会、株式会社トータル・メディカルサービス、株式会社メディカルテンダー)予選Aは、12名の出場者が4名ずつ3グループに分かれ、各組で優勝=女流名人戦リーグ入りを争う。

 今期(第35期)は、2グループが対局を終え、謝依旻七段と井澤秋乃五段がリーグ参戦を決めた。残すは鈴木歩七段、奥田あや四段、星合志保三段、塚田千春初段が名を連ねるグループ。10月5日午前、鈴木―奥田戦、星合―塚田戦が行われ、鈴木と星合が決勝へ。午後に両者が争い、星合が白番5目半勝ちを収めた。

女流本因坊挑戦の実績がある星合。意外にも、これまで女流名人戦は振るわなかった
リーグ常連の鈴木。復帰ならず

 星合は初の女流名人戦リーグ入りだ。ここまでを振り返って、
 「予選Bで半目勝ちが2回(徐文燕二段戦と吉原由香里六段戦)あり、運を持っているなと思いました。いいイメージを持つことができ、流れに乗れたようです。決勝の碁は序盤、大変苦しくしましたが、中盤最後の戦いで挽回することができました」。
 リーグへの抱負については、
 「たくさん打てる(7名で争う)ことが棋士として本当にうれしく思います。初めてでワクワクする一方、強い先生がたくさんいるので身が引き締まります」と語った。


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