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一力5連勝、暫定首位【第49期名人戦リーグ】

 第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグは折り返し地点の第5ラウンドに突入した。4月4日には一力遼棋聖―志田達哉八段戦が日本棋院東京本院で行われた。
 一力はここまで土つかずの4連勝と絶好調。一方の志田は4連敗を喫しており残留に黄信号が灯っている。
 今期のリーグ戦では明暗分かれる両者の戦いとなったが、その調子のままに一力が序盤からリードを保って完勝。開幕5連勝を決めた。ただ挑戦権争いはまだまだわからない。4勝0敗で第5ラウンド手空きの余正麒八段がすぐ後についている。今期リーグの天王山、一力と余の直接対決は7月に行われる予定。
 リーグ首位の井山裕太王座は1勝2敗(1手空き)、山下敬吾九段は2勝1敗(1手空き)、許家元九段は2勝2敗、関航太郎九段は1勝2敗(1手空き)、張栩九段は0勝3敗(1手空き)、富士田明彦七段は2勝2敗となっている。

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