藤井VS.三浦、次世代のエース対決開幕!【第49期新人王戦決勝三番勝負・直前インタビュー】
9月24日に「第49期新人王戦決勝三番勝負」が日本棋院東京本院で行われます。対戦カードは藤井浩貴三段と三浦太郎三段。両者に開幕前の意気込みや本戦での戦いぶり(図面付き)に加えて、プライベートのことまで、余すことなく語って頂きました!
藤井三段インタビュー
――決勝進出おめでとうございます。まず、本戦の感想をお願いします。
「多分、珍しいことだと思うのですが、1回戦から全員所属の違う方々と当たり、すごく新鮮で自分にとってプラスに働きました」
――今回、新人王戦本戦へ初出場で決勝進出を決めました。
「本当にビックリ。実はトーナメント表を見た時、西健伸五段と田中康湧五段、辻篤仁五段の3人の名前を意識しました。『この3人とは当たりたくないな』と」
得意の布石研究
――本戦の棋譜を拝見しましたが、序盤で工夫されている印象でした。
「まず、1図の白2、4は過去に調べたことがあり、ネット碁でも試した経験があります。AIの最善手を把握し、人間的に打たれる分岐も想定した上で試しました」
ここから先は
4,667字
/
17画像
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!