山下、大きな1勝【第49期名人戦リーグ】
第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグは3月21日、第4ラウンド最終局、山下敬吾九段―富士田明彦七段戦が日本棋院東京本院で行われた。
対局前まで山下は1勝1敗(1回手空き)、富士田は2勝1敗。4連勝でトップを走る一力遼棋聖と余正麒八段の充実ぶりからすると、2敗しては望みが薄くなる。互いに負けられない一戦の結果は、山下が勝利を手にした。
富士田が負け、3勝者はなし。2勝が3名。山下2勝1敗、富士田と許家元九段2勝2敗。リーグ序列1位の井山裕太王座は一力と余に負けて1勝2敗(1回手空き)。関航太郎九段も1勝2敗(1回手空き)、張栩九段は3連敗(1回手空き)、志田達哉八段4連敗となっている。
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