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福岡、止まらぬ快進撃【第33期竜星戦】

 福岡航太朗五段は3期目の本戦出場。1回戦から出場し、9連勝で10回戦進出を決めた。迎え撃つ竹下凌矢二段は2期目の本戦出場。
 戦いの最中、竹下に判断ミスが出てしまい、福岡が優勢を確立。その後も福岡は手を緩めることなく、短手数で竹下を投了に追い込んだ。これで福岡は10連勝となり、本戦ブロックの最終戦にまで上り詰めた。
 解説は大垣雄作九段。


〈第33期竜星戦本戦Fブロック・10回戦〉
黒 福岡航太朗五段 白 竹下凌矢二段

福岡五段(左)と竹下二段

※棋譜再生は最終譜のあとにございます。

〈第1譜〉1―26

 福岡の先番。白8までは、時折見られる立ち上がりだ。黒11のダイレクト三々や白18、20のツケ二段もおなじみの定石。若手棋士同士の対局らしく、AIの手法をふんだんに取り入れた布石となった。

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