星の二間高バサミの特徴分析【基本定石シリーズ#052】
この講座では、基本的な定石を簡明にまとめるシリーズ。「現代定石は難しすぎる……」とお困りの方は必見です!極端に難しい技術を使わずとも、基本定石でも十分戦えます。毎週金曜日と日曜日に投稿しますので、ぜひご覧ください。
テーマ図「二間高バサミの使い方」
黒1の二間高バサミは、昔はよく打たれていた定石。白は次の一手で互角以下になる場合があり、どんな変化になるか想定したいところ。
1図(手残りの敵陣)
白1の三々入りが無難な選択。黒2以下と分断されても、白aの動き出しが残っているのが白の自慢。
参考図1(相場の進行)
黒1、3と下辺の手残りを消すのが手堅い。互いに自陣を固めて互角に近いワカレです。
参考図2(貴重な手番)
黒1と左辺方面を厚くするのは、白2以下と先手で左下を守れるので白の悪くない進行。
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