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【日本女子囲碁リーグ】下島陽平監督インタビュー【チーム名古屋】

 日本女子囲碁リーグの「チーム名古屋」(スポンサー:名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社)を率いる下島陽平監督(八段)にインタビュー。地元の棋士が集結したチームの特徴など、下島監督に語って頂いた。

下島陽平監督(八段)のプロフィール
 昭和53年(1978年)11月21日生。長野県出身。吉岡薫九段門下。平成6年入段、25年八段。日本棋院中部総本部所属。

【主な実績】
2004年:第45期王冠戦挑戦者決定戦進出
2008年:第17期竜星戦優勝決定トーナメント進出
2013年:第39期天元戦本戦入り、第20期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦
2014年:第39期碁聖戦本戦入り、第40期天元戦本戦入り
2016年:第41期棋聖戦Cリーグ入り
2021年:第62期王冠戦ベスト4

日本女子囲碁リーグ概要
名称:第1回日本女子囲碁リーグ
主催:公益財団法人日本棋院
特別協賛:阪急電鉄株式会社(リーグスポンサー)
協賛:
■リーグスポンサー
三井住友カード株式会社
■チームスポンサー
(チームセンコーグループ)
センコーグループホールディングス株式会社
(チーム囲碁・将棋チャンネル)
株式会社囲碁将棋チャンネル
(チーム名古屋)
名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社
(チーム若鯉)
広島アルミニウム工業株式会社
(チーム福岡)
出光芳秀様
特別協力:日本経済新聞社
対局形式:5チームによる3名対3名のチーム対抗戦
持ち時間:持時間各1時間、使い切って1手30秒の秒読み
優勝賞金:500万円

 ――監督としての意気込みを教えてください。
 「チームを勝利に導くことです」

 ――どういったチームでしょうか?
 「みんなすごく元気なんですよ。なので、明るく元気にやっていけるんじゃないかなと思います。先日、チーム全員が集まってオーダーを話し合ったのですが、いろいろな意見が出て有意義でした。対戦の組み合わせにも注目してほしいですし、チームワークは抜群ですのでご期待ください」

 ――各選手の特徴を簡単に教えてください。
 「加藤千笑さんは我慢強い本格派のタイプ。景ちゃん(王景怡四段)は逆転力。高雄茉莉さんはカウンターのパンチ力で強敵を倒してくれるんじゃないかなと。羽根彩夏さんはお父さん譲りなのかな、精神的に強い。誰が相手でも動じないタイプです」

 ――リーグ全体、チームをどのように見てもらいたいか、教えてください。
 「うちのチームに関わらず、棋士の個性をみてもらいたいと思います。他のタイトル戦とは違った角度で、それぞれの個性を発信できればなと思います。例えば、対局に臨むまでにどんな準備をしているのかなど、そういったことを発信したい思っています」

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